え、スプリンガ―って誰?
・・・ですよね~。
11年前にわずか2歳の赤ちゃんシャチが、
アメリカ西部の沿岸で迷子になっているのを発見され、
大騒ぎになったのですが。
その赤ちゃんシャチがスプリンガ―です。
シャチは家族の絆がとても深くて、
生涯、お母さんとその家族で生活します。
わずか2歳の赤ちゃんシャチがひとりでいるなんて、
シャチのこと、よくわかっている人達にとっては、
ビックリな事件でした。
詳しくは、こちら
tomokoちゃんのブログをぜひお読みください。
http://a55lovestomoko.blog60.fc2.com/
迷子の赤ちゃんシャチはどこから来たのか?
スプリンガ―の家族は、
カナダジョンストン海峡に住むことがわかりました。
シャチの鳴き声には方言があって、
その家族、親戚、独特のものが伝えられます。
この鳴き声を頼りに調べてみると、
なんと遠くカナダからはるばるやってきて、
迷子になったコであることがわかったのです。
それからは、カナダとアメリカ、
たくさんの研究者、ボランティアの人達が
どうしたら迷子の赤ちゃんシャチを助けられるか、
家族の元に帰せるか、
マスコミも含めて大騒ぎになりました。
で、たくさんのやさしさと愛と行動力によって、
スプリンガ―はやっと故郷の海に戻ってきました。
仲間たちも大興奮。
赤ちゃんが帰ってきた!
でも、お母さんは死んじゃっていたんですね。
スプリンガ―はお母さんのいない群れに戻る気になれず、
しばらくひとりぼっちで海を漂っていたんです。
まわりの親戚のシャチたちは、
そんなスプリンガ―を見守り続けました。
彼女がどこに所属したいか、
だれと一緒にいたいか・・・。
決心が着くまでの長い時間、
まわりのおとなたちは辛抱強く見守り続けていました。
そして、多くの人間たちも一緒になって、
スプリンガ―のことを見守り続けたんです。
このお話はtomokoちゃんが本にしています。
興味のある人はぜひよんでみてください。
http://www.amazon.co.jp/dp/4635310205
そのスプリンガ―が、
先日、小さな赤ちゃんを連れて
泳いでいるのが確認されました!
(これはスプリンガ―ではなく、ジョンストン海峡のイメージ写真です)
あの小さかった赤ちゃんシャチが、
お母さんになったなんて~♪
なんだか遠い親戚のおばちゃんとか、
町内会のおばちゃんとか・・・
そんな感じでうれしいです^^
大好きなカナダ、
ジョンストン海峡、
ハンソン島。
大好きなシャチたち。
いつも自由にゆったり泳いでいてね。
いつか必ずまた会いにいきます!