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2013年 7月 12日(金曜日) 17:17

スプリンガ―

作者:  kazue
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うれしいニュースが入ってきました。

スプリンガ―がお母さんになりました!

え、スプリンガ―って誰?

・・・ですよね~。

11年前にわずか2歳の赤ちゃんシャチが、

アメリカ西部の沿岸で迷子になっているのを発見され、

大騒ぎになったのですが。

その赤ちゃんシャチがスプリンガ―です。

 

シャチは家族の絆がとても深くて、

生涯、お母さんとその家族で生活します。

わずか2歳の赤ちゃんシャチがひとりでいるなんて、

シャチのこと、よくわかっている人達にとっては、

ビックリな事件でした。

 

詳しくは、こちら

tomokoちゃんのブログをぜひお読みください。

http://a55lovestomoko.blog60.fc2.com/

 

迷子の赤ちゃんシャチはどこから来たのか?

スプリンガ―の家族は、

カナダジョンストン海峡に住むことがわかりました。

シャチの鳴き声には方言があって、

その家族、親戚、独特のものが伝えられます。

この鳴き声を頼りに調べてみると、

なんと遠くカナダからはるばるやってきて、

迷子になったコであることがわかったのです。

 

それからは、カナダとアメリカ、

たくさんの研究者、ボランティアの人達が

どうしたら迷子の赤ちゃんシャチを助けられるか、

家族の元に帰せるか、

マスコミも含めて大騒ぎになりました。

 

で、たくさんのやさしさと愛と行動力によって、

スプリンガ―はやっと故郷の海に戻ってきました。

仲間たちも大興奮。

赤ちゃんが帰ってきた!

 

でも、お母さんは死んじゃっていたんですね。

スプリンガ―はお母さんのいない群れに戻る気になれず、

しばらくひとりぼっちで海を漂っていたんです。

まわりの親戚のシャチたちは、

そんなスプリンガ―を見守り続けました。

彼女がどこに所属したいか、

だれと一緒にいたいか・・・。

決心が着くまでの長い時間、

まわりのおとなたちは辛抱強く見守り続けていました。

そして、多くの人間たちも一緒になって、

スプリンガ―のことを見守り続けたんです。

 

このお話はtomokoちゃんが本にしています。

興味のある人はぜひよんでみてください。

http://www.amazon.co.jp/dp/4635310205

 

そのスプリンガ―が、

先日、小さな赤ちゃんを連れて

泳いでいるのが確認されました!

http://www.cbc.ca/news/canada/british-columbia/story/2013/07/08/bc-springer-killer-whale-calf.html?cmp=rss

(これはスプリンガ―ではなく、ジョンストン海峡のイメージ写真です)

あの小さかった赤ちゃんシャチが、

お母さんになったなんて~♪

 

なんだか遠い親戚のおばちゃんとか、

町内会のおばちゃんとか・・・

そんな感じでうれしいです^^

 

大好きなカナダ、

ジョンストン海峡、

ハンソン島。

大好きなシャチたち。

いつも自由にゆったり泳いでいてね。

いつか必ずまた会いにいきます!

最終更新日: 2013年 7月 12日(金曜日) 18:11

マシュマローの日記