2007年 8月 08日(水曜日) 09:00

蝉時雨

作者:  kazue
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「蝉時雨」とは、なんて情緒にあふれた、キレイな言葉なのでしょう。 私の住まいのあたりは、東京23区にしては、わりと木々がたくさん...
  「蝉時雨」とは、なんて情緒にあふれた、キレイな言葉なのでしょう。
  私の住まいのあたりは、東京23区にしては、わりと木々がたくさんあって、シンとしずまりかえった夜中には、まさに雨がしんしん降り注いでいるかのように、蝉たちの声が奏でられます。

  うちは8階にあるのですが、たまに、何を思ってか、最期の力をふりしぼるかのように、蝉がべランダまで舞い上ってくることがあります。 さすがに至近距離で鳴かれると、「蝉時雨」などという優雅なものではなくなって、ものすごい騒音ですが・・・。(汗)

060904_1042~01.jpg写真の蝉は、あまりに立派な大きさだったので、思わず去年、写したものです。(笑) 写真でもデカイ! のが伝わるとおもうのですが、実際6~7センチくらいあったかも・・・です。

  で、このようにうちのベランダに到達する蝉は、年に3~5匹ほどありますが、ひとしきり泣いた後、ひとり・・・息絶えます。 なんだか気の毒。 土の上でお亡くなりになったほうが・・・ねぇ。 でも、もしかしたら、最期にどこまで空に近付けるか~、蝉なりにロマンなチャレンジなのかもしれません・・・?

  で、蝉時雨の頃、とにかく寝苦しいですね。 だからといってクーラーをつけっぱなしにすれば、体はテキメンにだるくなります。 やはり汗を多少かいても、クーラーなしでがんばってお休みいただいたほうが、体のためではあります。 どうしてもダメなら、頭だけ、アイス○○などで冷やしてもだいぶちがいます。 その場合、ずれて肩などを冷やしてしまわないように要注意ですが。 夏にしっかり汗をかけないでいると、その後の秋も、そして冬までも体調を崩しやすくなるのです。 寝苦しい夜は、枕元に、ミントやレモングラス、ラベンダーなど、涼やかな香りを漂わせるだけでも、だいぶ違いますね。

  「蝉時雨」がいつしか「すずむしの声」に変わります。 その変わり目をいつも楽しみにしています。 変わり目を見逃さないように、毎夜、意識して耳を澄ますのです。 ある晩、涼やかなすずむしの第一声を発見すると、ちょっと得した気分でうれしくなります。 これが自分が聞いた、すずむしの第一声。 そう確信できると、ドキドキするんです。

  そしてその頃には、夜の寝苦しさからもだいぶ開放されます。 秋は秋で楽しみな季節です。 けれど、やはり夏のおわりは、なぜかいつもせつなくなりますね♪ いえいえ、まだ夏の真っ只中ではありますが・・・。